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散歩中に立ち止まる…実は食事に問題があるかも?

「また止まっちゃった…どうしたのかな?」
リードを引っ張っても動こうとしない、じっと地面を見つめたり、座り込んでしまったり…。お散歩が好きなはずのうちのミニチュアダックスが、ある日を境に急に立ち止まるようになったんです。

最初は「気分じゃないのかな?」「今日は疲れてるのかも」と軽く考えていました。でも、それが何日も続くとだんだんと心配になってきて…。
「もしかして脚が痛いの?」「どこか体調悪いのかな?」って、いろんな不安が頭の中をぐるぐる回っていました。

あなたも同じようなことで悩んでいませんか?
「お散歩途中で立ち止まる=体の不調」と考えがちですが、実は食事内容が関係していることもあるんです。

私も、まさかごはんが原因になっているなんて夢にも思っていませんでした。
でも、食生活を少しずつ見直していったら、不思議なくらいスムーズに歩くようになっていったんです。

目次

2. なぜ散歩中に立ち止まるの?実は「食事」がカギかもしれません

「立ち止まる=関節や筋肉の問題」とつい考えてしまいますが、
実は胃腸の不調やエネルギー不足といった“食事に関する問題”が、行動として表れることもあるんです。

私が経験した中でも、愛犬の食生活を見直したことでお散歩の様子が劇的に変わったケースが何度もあります。

では、なぜ食事がそんな影響を及ぼすのでしょうか?

● 食事と体力の関係

人間も、朝ごはんを抜くとフラフラして元気が出ないことがありますよね。
犬も同じで、栄養バランスが偏っていたり、エネルギー量が足りていないと、お散歩中に疲れやすくなってしまうんです。

「なんとなく元気がないな」「歩いているうちに足取りが重くなるな」というとき、食事を振り返ってみると「たんぱく質が不足していた」「炭水化物の量が少なかった」というような見落としが見つかることもあります。

● 消化不良が不快感に

また、フードが合っていない場合や、消化に負担がかかっている時も、犬はお腹の不快感を感じやすくなります
私の愛犬も、以前とあるドライフードを与えていた時期、お腹が張っているような仕草をして、お散歩中に何度も立ち止まるようになってしまいました。

消化器系が繊細な子の場合、
「胃がムカムカする」「ガスがたまっている」などの理由で歩くのを嫌がることもあるんです。

● 食後すぐの散歩にも注意

それから意外と見落としがちなのが、食後すぐのタイミングでの散歩
消化中の体に負担をかけてしまうと、気持ち悪さやだるさが出てしまい、歩きたがらないことがあります。
人間でも、満腹のあとに無理やり運動するとちょっとつらいですよね…。

思い当たる節はありますか?
「なんとなく変だな」と思った時こそ、ごはんの内容や時間帯を一度見直してみるチャンスかもしれません。

3. うちの子の場合はこうでした|食事の見直しでお散歩が変わった体験談

うちのミニチュアダックス(当時3歳)は、もともとお散歩が大好きな子でした。
でもある日から、家を出て5分ほどでピタッと止まり、前に進もうとしないことが増えてきたんです。

最初は「今日は疲れてるのかな?」くらいに思っていたのですが、続くとやっぱり心配になりますよね。
獣医さんに相談しても「明らかな外傷も異常もない」とのこと。

それでも気になって、日記のように「ごはんの内容」と「散歩の様子」を記録していったんです。
すると…ある日気づきました。脂っこいトッピングをした翌日や、おやつを多めにあげた日は、散歩中の立ち止まりが多いことに。

実際に行った「ごはん見直し」のステップ

私が試した具体的な見直し方法は、こんな感じです:

ステップ内容ポイント
① 全体の食事量を見直す一日に与えているごはんの総量を見直しました与えすぎ・足りなさのチェック
② トッピングの種類を変更脂肪分の高いチーズや揚げ物風おやつをやめて、ささみや野菜に消化のしやすさを意識
③ 食事の時間を調整散歩の1時間前には食べ終えるように消化時間を確保してから運動へ
④ 消化サポートの食材をプラス少量のヨーグルトやかぼちゃを加えてみました胃腸へのやさしさ重視
⑤ 散歩日誌をつけるその日の散歩の様子と食事内容を簡単に記録体調との関連性を“見える化”

すると、1〜2週間ほどで立ち止まる回数がグッと減っていったんです。
歩くスピードも以前のように軽快になって、毎日のお散歩がまた楽しみになりました。

「もし同じ方法を試すとしたら…」
まずは1日のおやつの量トッピングの種類から見直してみるのがオススメです。
特に脂肪分の多いおやつや、人間用の味付き食品は、消化器官に負担をかけやすいので注意が必要です。

また、散歩日誌をつけると「今日は元気」「今日はちょっと歩かない」などの小さな変化にも気づきやすくなりますよ。
スマホのメモ機能でも十分です◎

4. やっぱり、食べるもので体って変わりますよね

「ごはんを変えるだけで、こんなに違うんだ…」
これは、うちの子の散歩の様子が変わってから、私が一番実感したことです。

もちろん、すべての犬に食事が原因とは限りません。
でも、栄養バランスや食材の質は、愛犬の「動きたくなる元気さ」や「体の軽さ」に思った以上に影響を与えていると感じています。

食べてほしい栄養素とその働き

栄養素期待できる効果多く含まれる食材例
たんぱく質筋肉・内臓・皮膚の健康を支える鶏むね肉、白身魚、卵など
良質な脂質持久力・皮膚の潤いに必要亜麻仁油、魚油、鶏皮(少量)など
炭水化物エネルギー源。活動の燃料にさつまいも、玄米、かぼちゃなど
食物繊維腸内環境の改善、消化サポートにんじん、大根、かぼちゃなど
ビタミン類抵抗力・代謝アップに役立つ緑黄色野菜、果物(与えすぎ注意)

たとえば、朝にごはんを食べてもすぐにバテてしまう子は、「炭水化物が少なめ」だったり、「脂質の種類が合っていない」ことがあるんです。
また、お腹にガスがたまりやすい子は、「消化しづらい食材」や「添加物の多い加工フード」が原因になっているケースも。

うちでは、市販フードだけに頼らずに、少しだけ手作りのトッピングを加える工夫をするようになりました。
たとえばこんな感じです:

  • 炊いたかぼちゃをペーストにしてティースプーン1杯ほど
  • 茹でたささみをほぐしてトッピング(塩・調味料は使わない)
  • 食物繊維のために、すりおろしたにんじんを少量加える

これだけでも、愛犬のお腹の調子が整ってきて、お散歩中もスイスイ歩くように。
何より、食後に「満足そうな顔」を見せてくれるのが嬉しかったです。

あなたの愛犬のごはん、最近どうですか?
元気に見えても、実は栄養が偏っていたり、食材の合う・合わないがあるかもしれません。

大切なのは、完璧なごはんにしようと頑張りすぎないこと
「昨日よりちょっと良いかも」くらいの気持ちで、できる範囲の工夫を少しずつ加えていくのが、実は長く続けるコツなんですよ。

5. ゆっくり、やさしく、うちの子のペースで歩いていこう

お散歩中に愛犬が立ち止まると、つい焦ったり、「どうして?」と心配になりますよね。
私も、初めてそんな場面に出くわしたとき、「もしかして病気…?」と不安でいっぱいになりました。

でも、原因をひとつひとつ見直していく中で、
「体調の変化は、日々のごはんや生活リズムから影響を受けているんだな」と実感しました。

ごはんを少し変えただけで、お散歩が楽しくなったり、足取りが軽くなったり。
ほんの小さな工夫でも、犬はちゃんと体で教えてくれるんですよね。

焦らなくて大丈夫。
完璧じゃなくても大丈夫。
あなたの「気づこう」「見守ろう」という優しい気持ちが、愛犬にとって一番の安心になるんです。

もし今日、ほんの少しでも「うちの子にも合うかも」と思えるヒントが見つかったなら、
それだけで一歩前進です。

どうか、できることから少しずつ、愛犬と一緒にペースを合わせて歩いていってくださいね。
そして、迷ったり悩んだりしたときは、またいつでもここに戻ってきてください。

👉 なお、すべての犬に共通するわけではありません。個体差がありますので、様子を見ながら無理のない範囲で試してくださいね。

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