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犬の20歳は人間の何歳?ご長寿わんこと暮らすあなたへ

「うちの子も、気づけば20歳に…」感動と戸惑いが入り混じる毎日

「えっ、20歳!?すごい!」
そんなふうに驚かれること、ありませんか?

実はうちの子も、昨年ついに20歳を迎えました。
トイプードルの女の子で、小さな体にたくさんの思い出を詰めて、今も私のそばにいます。

でも…嬉しさの反面、こんなふうに思ったこともあります。

「もうすぐいなくなっちゃうのかな」
「本当に幸せに過ごせてるのかな」
「これから、どんなふうに寄り添えばいいんだろう」

20歳というのは、人間にとっては大人の入口だけれど、
犬にとっては人生の締めくくりに近い時間

だからこそ、できることを、今のうちにしてあげたい。
あなたも同じようなことで悩んでいませんか?

目次

犬の20歳は人間の何歳?犬種別にみる年齢換算のちがい

犬の年齢を人間に換算するって、意外と知られていないのですが…
犬種やサイズによって変わるってご存知でしたか?

ここでは、わかりやすく表にまとめてみました。

犬の年齢小型犬・中型犬の人間換算大型犬の人間換算
1歳約15歳約14歳
5歳約36歳約40歳
10歳約56歳約66歳
15歳約76歳約93歳
20歳約96歳〜100歳超約120歳!?

つまり、小型犬で20歳=人間で100歳前後
大型犬なら120歳にも相当する超ご長寿なんです。

思い当たる節はありますか?
「寝てる時間が長くなった」「食が細くなった」など、ゆっくりと老化のサインが現れてきます。

でもそれは、ただ“年を重ねている証拠”。
あなたのそばで、安心して過ごしている証でもあるんです。

愛犬が20歳になったときに私がしてきたこと

ここからは、うちの子のリアルな体験談を交えて、
20歳の愛犬と穏やかに過ごすコツをお話ししていきますね。

🐾 ゆったりシニアタイムを大切に

若い頃のように「遊んで!散歩して!」という元気さは減っていきます。
でも、それは「やる気がない」わけではありません。

私が大切にしたのは、“話しかける時間”をつくること

  • 朝起きたら「おはよう」
  • ごはんの前に「今日も食べてくれるかな?」
  • 寝る前に「今日もありがとうね」

犬って、言葉はわからなくても声のトーンや気持ちを感じ取る力があります。
優しく声をかけるだけで、目を細めてくれることも増えました。

🐾 生活の“ちょっとした変化”に敏感になる

20歳にもなると、ほんの少しの体調の変化も大ごとにつながります。
私が注意して見ていたのは、こんなサインです:

観察ポイントこんな変化があったら注意
食欲ごはんを残すようになる、好き嫌いが増える
排泄トイレの回数が変わった、おもらしが増えた
呼吸苦しそうな息づかい、口を開けてハアハア
動き立ち上がるのが遅い、ぐらつくことがある

もし同じような変化を感じていたら、
「年だから仕方ない」と片付けずに、獣医さんとこまめに相談するのがおすすめです。

食べるものでこんなに違う!シニア犬のための食事ケア

「最近、食べムラが出てきた」
「ごはんの時間なのに、あまり興味を示さない」

うちの子も、17歳を過ぎたあたりから、食事に対する反応が少しずつ変わってきました。
かつてはどんなフードでも喜んで食べていたのに、ある日突然、
お気に入りだったごはんをぷいっと横にそらすようになったんです。

「どうして急に?何か悪いものでも混ざってた?」と心配になりましたが、
それは**“加齢による味覚や嗅覚の変化”**が影響していたようでした。

🥄 我が家で実践した、シニア犬の食事の工夫

そこで私が工夫したことは、以下のようなことです。

1. においを立たせるために、軽く温める

ほんの少し電子レンジで温めるだけで、
香りが立ち、食いつきが良くなることが増えました。
温度は人肌程度(40℃前後)を意識して、熱すぎないよう注意します。

2. 固いフードはふやかしてやわらかく

高齢になると、歯やあごの力が弱くなり、
ドライフードのカリカリ感がつらくなる子もいます。
少量のお湯でふやかして、スプーンでほぐしてあげると、
すんなり食べてくれるようになりました。

3. たんぱく質を意識した手作りトッピング

元気を保つには、筋肉量の維持も大事です。
私は、消化しやすいお肉や魚を小さくほぐして、
フードにちょこんと乗せてあげるようにしています。

例:

食材加工方法ポイント
鶏むね肉茹でて細かくほぐす脂肪が少なくて◎
白身魚蒸して骨を除く消化が良い
にんじんやわらかく煮る甘みが出て食いつきUP

やっぱり、食べるもので体って変わりますよね

「最近ちょっと元気がないな…」と感じたら、
食事の工夫から始めてみるのもひとつの手かもしれません。
あなたのわんちゃんは、どんな味が好きですか?

「一緒にいる時間がすべて」大切にしたいシニア犬との日々

私がシニア期に入ってから特に意識しているのは、
今ここに一緒にいる、この時間こそが宝物」ということです。

歳を重ねるごとに、愛犬との関わり方も少しずつ変わってきます。
若い頃のような活発な遊びは少なくなっても、
目と目を合わせるだけで、心が通じ合うような感覚があるんですよね。

愛犬が20歳になるまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。
病気、ケガ、老いとの向き合い方…
でも、どんなときも、「大好きだよ」って言葉をかけ続けてきました

もしあなたの愛犬が、今20歳を迎えているなら、
それはまさに奇跡のような日々です。

どうか、自分を責めないでください。
そして、「もっとこうしてあげたらよかったかな」と思う夜があっても、
それだけ愛している証拠です。

焦らず、できることから少しずつ。20歳の愛犬と、穏やかな毎日を

愛犬が20歳を迎えるということは、
それだけたくさんの季節を一緒に歩んできたということ。

「こんなに一緒にいられたなんて、幸せだね」
「明日もまた、優しい朝を迎えようね」

そう言える関係が築けているだけで、本当に素晴らしいことだと思います。

大切なのは、無理をしすぎないこと
あなたが笑顔でいることが、わんちゃんにとって何よりの安心です。

焦らず、できることから少しずつ。
今日も、明日も、その先も。
あなたとわんちゃんが、穏やかな時間を重ねられますように🍀

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