
まるでぬいぐるみ!サプサル犬のかわいさに一目惚れ…でも価格や入手方法が不安なあなたへ
インスタでふわふわモコモコの犬の写真を見かけて、「えっ、この子なに!?」って思ったこと、ありませんか?
私も、まさにそんなふうにしてサプサル犬の存在を知ったひとりです。
あのぬいぐるみみたいな毛並み、大きなつぶらな瞳、ふんわりしたフォルム…。
まるでファンタジーの世界から飛び出してきたようなかわいさに、心を奪われる人が続出しているんですよね。
とくにSNSでは「#サプサル犬」や「#韓国犬」といったタグとともに、フォロワー数万単位のアカウントでも人気者になっている子がたくさんいます。
でも一方で、こんなふうに思っていませんか?
「サプサル犬って日本で買えるの?」「お値段は?高いのかな?」「性格とかお世話のしやすさも気になる…」
はい、私もまったく同じでした。
最初は写真や動画で見ては癒されているだけでしたが、だんだん「いつか家族に迎えたい」と思うようになって、色々と調べたり、韓国のブリーダーさんにコンタクトを取ったりした経験があります。
そんなわたしの体験も交えながら、この記事では「サプサル犬の価格と入手方法」、そして「なぜSNSでこんなにも映えるのか?」をたっぷりご紹介していきます。
あなたも同じようなことで悩んでいませんか?
この記事が、サプサル犬と暮らす第一歩のヒントになれば嬉しいです。
サプサル犬が珍しい理由と価格の背景 〜韓国の天然記念物、希少性の高さがポイント〜
まず、サプサル犬(サプサルケ/삽살개)という犬種自体がなぜこんなにも珍しく、そして高価になる傾向があるのか…その理由を探っていきましょう。
韓国では“国宝級”の存在
サプサル犬は、韓国では**「天然記念物第368号」**に指定されている特別な犬種です。
かつて戦争や外来犬種の流入などにより絶滅の危機に瀕していたものの、韓国の研究機関が中心となって保護・復元活動を行ったことで、今日のようなふわふわで愛らしい姿を取り戻しました。
「霊を追い払う犬」とも呼ばれており、古来から厄除けや守護の存在として大切にされてきた背景もあります。
そのため、韓国でもサプサル犬を飼うことは特別なこととされ、ブリーダーの数も非常に限られているのです。
輸出が少なく、日本ではさらに希少
現在、日本国内でサプサル犬をブリーディングしている専門施設はほぼ存在していません。
入手するには、韓国の信頼できるブリーダーや保護団体、または韓国犬専門の輸入業者に依頼する形になります。
そのため、どうしても以下のようなコストが加算されてきます:
費用項目 | 内容 |
---|---|
子犬の価格 | 約40万円〜60万円(韓国ブリーダーの設定価格) |
輸送費・通関手続き | 約10万円〜20万円(時期や空輸条件により変動) |
ワクチン・検疫費用 | 約5万円〜(輸入条件により変わる) |
登録・予防医療など初期費用 | 日本での飼育開始にかかる費用:約5万円〜10万円 |
これらを合計すると、トータルで60〜90万円以上になるケースもあります。
思い当たる節はありますか?
「なんでこんなに高いの?」と思ってしまうかもしれませんが、それだけ希少で丁寧に管理された犬種だということでもあるんです。
健康で人懐っこい子に育つ背景
また、韓国国内のサプサル犬のブリーダーさんたちは、血統管理と同時に性格や健康面の管理もとても厳しく行っておられます。
無理な繁殖はせず、親犬の精神状態も大切にしているところが多く、そこに惹かれて「この子がいい!」と迎える方も多いんですよ。
「価格は高いけど、それ以上の価値がある」
そう感じたら、きっとサプサル犬との暮らしは特別なものになります。
サプサル犬を迎えた私の体験談とリアルな入手ステップ 〜信頼できるルートと注意点〜
「どこで買えるの?」「個人輸入って大変?」
サプサル犬を迎えるにあたって、多くの方がまず最初にぶつかるのが“入手のハードル”です。
ここでは、私の実体験と知人のケースも含めて、現実的な3つの入手方法をご紹介します。
1. 韓国の公認ブリーダーから直接購入(私の体験談)
数年前、SNSでサプサル犬の写真に出会い、ひと目で惚れ込んだ私。
調べていくうちに、韓国にあるサプサル犬保護協会のような団体や、天然記念物指定を受けた血統管理ブリーダーがあることを知りました。
その中で、英語でやりとりが可能なブリーダーを発見。思い切ってメールで問い合わせたところ、丁寧な返信と子犬の写真・健康診断書・両親の情報を送ってくれたんです。
実際のステップ(ブリーダー直輸入)
- 英語または韓国語での問い合わせ
➡ 翻訳アプリで補助しながらメール連絡。やりとりは丁寧に。 - 子犬の写真・健康情報の確認
➡ 両親犬の性格や過去のブリーディング履歴も送ってくれました。 - 予約金の送金(約30%)
➡ ペイパルや国際送金サービスを使用。 - 輸送と検疫の手配
➡ 航空便のブッキング、動物検疫書類、通関業者の手配を代行してもらいました。 - 成田空港でお迎え!
➡ 初対面の瞬間は感動で涙が…!
「もし同じ方法を試すとしたら…?」と考える方もいるかもしれませんが、やはり信頼できる現地ブリーダーを見つけることが最重要です。
英語や韓国語のやりとりに不安がある場合は、以下のような別ルートもおすすめです。
2. 韓国犬専門の輸入代行業者を通す
最近では、韓国犬に特化した輸入サポートを行っている業者さんも少しずつ増えてきました。
メリットとしては、
- 日本語で相談・契約ができる
- 検疫・輸送・ワクチンなどの手続きがすべて込み
- 子犬の選定や動画配信もしてくれる
といった点があります。
費用は少し高め(70〜100万円前後)になりますが、「安心して迎えたい」「個人輸入は不安…」という方にはぴったりです。
3. 保護団体やSNSでの譲渡情報をチェック
サプサル犬は基本的には販売が主流ですが、まれに保護犬として日本に来ているケースもあります。
韓国の保護団体と連携している日本のNPO団体などで、譲渡条件付きで迎えることができる場合もあるんです。
私の知人は、SNSで偶然見つけた保護団体が韓国からサプサル犬の子犬を連れてくる予定だと知り、応募してご縁がつながりました。
条件は厳しめ(室内飼育必須・高齢者不可など)でしたが、譲渡後もアフターサポートがあり、今では幸せに暮らしています。
このように、方法はいくつかありますが、どれも共通して言えるのは:
- 焦らず、じっくり信頼関係を築く
- 健康や性格の情報をしっかり確認する
- 無理な価格や“即決”を迫る業者は避ける
という姿勢がとても大切だということです。
サプサル犬がSNS映えする理由 〜まるで動くぬいぐるみ!かわいさと表情の豊かさが異次元〜
インスタやTikTokで、サプサル犬の投稿がバズっているのを見たことはありませんか?
「ぬいぐるみみたい」「ファンタジー世界の生き物?」「リアル・トトロ!」なんてコメントが並ぶことも多くて、見る人の心をぎゅっとつかんで離しません。
その“異次元のかわいさ”、具体的にどんなところからきているのか?
ふわっとした見た目だけでなく、性格やしぐさも含めて、サプサル犬の魅力を掘り下げてみましょう。
1. 圧倒的なふわもこ感と丸みのあるフォルム
まず見た目のインパクトで言うと、なんといっても「毛並みのふわもこ具合」がダントツです。
サプサル犬は全身を覆う長くて柔らかな毛が特徴で、ブラッシングを丁寧にすると空気を含んだような丸いシルエットに仕上がります。
しかも、子犬のときは“もこもこマシュマロ”のようで、成犬になっても“もふもふの優しげな熊”のような存在感。
どこを撮っても絵になるので、カメラやスマホを向けるたびに「わあ…」と感嘆の声が上がります。
特に人気のアングルは:
- 上から見た「たぬき座り」
- 顔をうずめた“ぺったんこポーズ”
- 揺れる後ろ姿(歩くたびに毛がふわふわ)
これはもう、反則級のかわいさです。
2. 表情が豊かで、感情が伝わりやすい
サプサル犬は“表情のある犬”としても知られています。
笑ったような顔、ふてくされたような顔、キョトン顔…とにかく感情がよく出るんです。
ある日、おやつを忘れた私をじっと見つめるその目に、
「今日は…ないの…?」
と問いかけられた気がして、つい抱きしめてしまいました(笑)
SNSでも、こんな表情をキャプチャすることでフォロワーがぐんぐん増えたという飼い主さんも。
とくに動画映えが抜群で、リアクションが大きくて愛嬌たっぷりなところが、みんなの心を掴むんですね。
3. 落ち着いた性格と撮影のしやすさ
サプサル犬は、基本的に温厚でおっとりした性格です。
もちろん個体差はありますが、「じっとしていることが苦にならない」子が多いので、写真や動画も撮りやすいのが魅力。
たとえば、帽子をちょこんとかぶせたり、布団の中にすっぽり入って「おやすみ風」ショットを撮ったり…。
他の犬種だと動いてしまって難しいような構図でも、サプサル犬は自然体のまま“映える”存在感を放ってくれます。
4. 「この子なに?」と聞かれる不思議な存在感
公園やカフェで連れて歩いていると、かなりの確率で「犬種はなんですか?」と聞かれます。
そのたびに「サプサル犬っていう、韓国原産の犬なんです」と答えると、
「初めて見た…!かわいい…!」と会話が盛り上がるんです。
思わず写真を撮りたくなるような不思議な魅力。
それが、サプサル犬がSNSで映える大きな理由だと思います。
サプサル犬の健康を支える食事と栄養の工夫 〜美しい毛並みとおだやかな性格の秘訣はごはんにあり〜
サプサル犬と暮らしてみて、日々実感するのは——
「やっぱり、食べるもので体って変わるんだなぁ」ということです。
特に、ふわふわの被毛やおっとりした気質を保つには、食事内容がとても大切です。
ここでは、私が日々工夫しているポイントや、サプサル犬に向いているごはんの選び方をご紹介していきます。
あなたの愛犬、今のごはんで本当に満足していますか?
1. 毛並みを美しく保つには脂質とタンパク質のバランスを
サプサル犬の特徴でもある長毛は、とても美しい反面、乾燥や毛玉のリスクも高いんです。
私の子も、最初はパサつきや静電気が気になりました。
そこで見直したのが、「良質な脂質とタンパク質」を意識したごはん。
特に意識して取り入れているのがこちらです:
栄養素 | 働き | 取り入れ方の例 |
---|---|---|
オメガ3脂肪酸 | 被毛の艶と皮膚の保護 | 魚ベースのドライフードや亜麻仁オイル |
良質なタンパク質 | 毛の土台づくり | 鶏肉・白身魚ベースのフード中心に |
ビオチン・亜鉛 | 抜け毛対策と皮膚バリア | 総合栄養食に含まれるものを選択 |
これを意識し始めてから、毛のツヤ感がぐんとアップし、ブラッシングもスムーズになりました。
毛玉になりにくくなったことで、ストレスも減って表情もおだやかに変化したのを感じています。
2. 穏やかな気質を育むには腸内環境がカギ
これは意外に思われるかもしれませんが、腸の状態は性格にも影響するんです。
腸は「第二の脳」とも呼ばれるくらい、精神面と深く関係しています。
うちの子が小さい頃、ちょっとした物音に敏感で、来客時に吠えてしまうことがあったんです。
その頃はお腹も弱くて、下痢や軟便が続いていました。
そこで試してみたのが、腸内フローラを整えるごはん。
プレバイオティクスや食物繊維が含まれたフードを選ぶようにしたら、お腹の調子が安定し、驚くほど穏やかになってきたんです。
気づけば、来客があっても後ろで「ちらっ」と見るくらいで、静かに過ごせるように。
「食べるものって、性格にもつながるんだな」と実感しました。
3. 水分補給を工夫して皮膚と目の健康をキープ
サプサル犬は目の周りの毛が伸びやすく、涙やけや目ヤニが出やすい傾向もあります。
ドライフード中心だと水分摂取量が不足しがちになるので、我が家では水分たっぷりのトッピングを日常的に取り入れています。
たとえば:
- 手作りのささみスープをフードにかける
- 茹でた野菜(かぼちゃ・にんじん)をペースト状にして混ぜる
- 無添加の水分補給ゼリーをおやつ代わりに
すると、目ヤニが少なくなり、皮膚トラブルも起きにくくなりました。
ごはんタイムも楽しみになったようで、しっぽを振って「ごはんまだ〜?」と催促する姿が愛おしくてたまりません。
このように、毎日の食事をちょっと見直すだけで、サプサル犬のかわいさも健康もぐんとアップします。
「体は食べたものでできている」…そんな当たり前を、愛犬の変化から実感しています。
あなたも、今のごはんを少し見直してみたくなりましたか?
サプサル犬との暮らしは、特別なご縁。焦らず、できることから少しずつ始めましょう
ここまで、サプサル犬の価格や入手方法、かわいさの理由、食事の工夫までたっぷりとお伝えしてきました。
情報が多くて、少し圧倒されてしまったかもしれませんね。
でも、どうか安心してください。
サプサル犬という希少な犬種に心を惹かれるあなたは、きっと感受性が豊かで、犬との暮らしを丁寧に大切にしたい人だと思います。
そしてその気持ちは、きっとサプサル犬にも伝わります。
サプサル犬を迎えるには、確かに時間もお金もかかります。
でもその分、迎えたときの喜びや絆の深さは、何にも代えがたいものになるはずです。
私自身も、何度も迷い、悩みながら迎える準備を進めました。
不安もたくさんありましたが、今では毎日が愛おしい時間でいっぱいです。
「焦らず、できることから少しずつ」
この気持ちを大切に、一歩一歩、ご縁をたぐり寄せてくださいね。
あなたとサプサル犬との未来が、やさしさとぬくもりで包まれた毎日になりますように。
👉 なお、すべての犬に共通するわけではありません。個体差がありますので、様子を見ながら無理のない範囲で試してくださいね。