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柴犬の耳が臭い?実は見逃せないサインかもから学んだ静かにさせる方法

【柴犬の耳が臭い?】うちの子もそうでした…実は見逃せないサインかも

「ん?なんだか耳のあたりが臭う…?」
そんなふうに気づいたのは、ある日のスキンシップ中でした。

いつも通りナデナデしていたら、ふと鼻に引っかかるような“ツン”としたニオイ。最初は気のせいかと思ったのですが、数日たってもやっぱり気になる。そして、耳の中を軽く触ったとき、ぴくっと首をすくめて「やめて」と言いたげな顔をしたうちの柴犬…。

このときの私は「ただの汚れ?それとも病気のサイン?」と、心配でいっぱいでした。

同じようなことで悩んでいませんか?
この記事では、柴犬の耳のニオイの原因見逃してはいけないサイン、さらに自宅でできる静かにケアする方法まで、私の体験をまじえて詳しくお伝えします。

少し長くなりますが、あなたの大切な柴ちゃんの健康を守るヒントになれたら嬉しいです。

目次

【耳が臭い原因は?】柴犬の耳トラブルは湿気と脂がポイント!

柴犬は立ち耳なので、垂れ耳の犬種と比べると「通気性が良くて耳トラブルは少なめ」と言われることもあります。でも、だからといって安心はできません。実は、柴犬の耳は皮脂腺が活発でベタつきやすいため、耳垢やニオイが発生しやすい構造なんです。

また、日本の湿度の高い季節には、耳の中が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。特に梅雨や夏場は要注意です。

私の柴犬も、6月の蒸し暑い時期に耳が臭くなり始めたことがありました。その時、動物病院で先生に言われたのが、「マラセチア外耳炎の可能性」。マラセチアとは、皮膚や耳の中に存在する常在菌の一種で、通常は悪さをしないのですが、湿気や脂が多い環境で異常繁殖すると、炎症を起こすことがあるんです。

思い当たる節はありますか?
たとえば、以下のようなサインがあれば、耳のトラブルを疑ってもいいかもしれません。

気になるサイン状態の可能性
耳が茶色っぽい耳垢でベタつくマラセチアなどの酵母性外耳炎
ツーンとすっぱいニオイがする雑菌の繁殖による耳トラブル
耳をかく・床にこすりつけるかゆみや違和感のサイン
触ると嫌がる・頭を振る痛みや不快感を感じている証拠

原因が軽い汚れなのか、外耳炎のような病気の始まりなのか…。その見極めはとても大事です。

【うちの子はこうして改善】耳のニオイ対策&静かにケアする方法

では、実際にどうやって改善したのか、私の体験談を交えてお話ししますね。

うちの柴犬の場合は、早めに病院で診てもらい軽度のマラセチアと診断されました。幸い、症状はそれほど進行しておらず、薬とケアで落ち着きました。

ただ、大変だったのが「耳掃除」でした。柴犬って、けっこう神経質な子が多くて、耳を触られるのが苦手な子も多いんですよね。うちの子もそうでした。

そこで私が試したのは、「静かに」「安心感を持たせて」ケアする工夫です。

私が実践した“静かにケアする方法”ステップ

  1. ケアは散歩後のリラックスタイムに
    → 体力を使って落ち着いている時間帯にケアすることで、嫌がりにくくなりました。
  2. 耳掃除の道具は見せずに準備しておく
    → 綿棒や洗浄液を見せると警戒心を持たれるので、気づかれないように用意しておきます。
  3. 耳の根元を軽くマッサージしながら話しかける
    → 「大丈夫だよ〜、キレイキレイしようね〜」と穏やかに声をかけると、安心する様子が見られました。
  4. 奥は無理に触らず、表面の汚れを優しくふき取る
    → 耳の中に綿棒を入れるのは危険なので、見える範囲をやさしくガーゼなどで拭くだけにとどめました。
  5. 終わったらおやつで「いいことあった」と印象づける
    → これは本当に効果的! 次からは嫌がることが減っていきました。

もし同じ方法を試すとしたら、まずは「イヤなことじゃないよ」と教えてあげる気持ちで、焦らずゆっくり慣れさせてあげてくださいね。

【耳の健康は毎日のごはんから】柴犬の体質に合った食事の見直しも大切です

耳のニオイやトラブルって、「外からのケア」だけではなかなか根本的な改善が難しいこともあります。実は、毎日のごはん=体の内側からのケアがとても大事なんです。

私も、愛犬の耳トラブルをきっかけに、食事の内容を見直しました。特に気をつけたのは次のようなポイントです。

私が意識したごはんの見直しポイント

チェックポイント内容
油分の多すぎないフードを選ぶ皮脂の分泌を抑えることで、耳のベタつきや臭いの予防に
アレルゲンになりやすい原材料を避ける小麦・とうもろこし・大豆など、柴犬が苦手な子も多いです
乳酸菌やオメガ3脂肪酸を含む食材を取り入れる腸内環境と皮膚バリアを整える働きが期待できます
食いつきより“内容”重視にシフト美味しさ重視だと油分や添加物が多い場合も。原材料表示をじっくり確認しました

実際に食事を見直してから、耳のベタつきが減り、掃除の回数もぐんと少なくなりました。

特別なサプリメントや高価なごはんを使ったわけではありませんが、「うちの子の体質に合った、シンプルで良質なごはん」に切り替えたことが大きなポイントだったと感じています。

やっぱり、食べるもので体って変わりますよね。

あなたの愛犬のごはん、どんな内容ですか? 一度パッケージの裏を見てみると、意外な発見があるかもしれません。

【焦らず、できることから】柴犬の耳のニオイが気になったときに大切にしたいこと

耳のニオイって、小さなことのようでいて、実はとても大事な“体からのサイン”かもしれません。

「ちょっと気になるな」と思ったときにすぐに気づいてあげられること、それは本当に飼い主さんの“優しさ”だと思います。

私自身、最初は「こんなことで病院に行っていいのかな?」と迷いました。でも、結果として早めに対処できたことが、症状の悪化を防いでくれたと思っています。

耳掃除が苦手な柴犬ちゃんも多いですが、声かけやタイミング、おやつの工夫など、ちょっとしたことで“イヤな時間”が“安心の時間”に変わっていきます。

「焦らず、できることから少しずつ」
これがいちばん大切なことかもしれません。

今日のお話が、あなたと柴ちゃんの毎日に、少しでも役立てば嬉しいです。無理なく、楽しみながらケアしていきましょうね。

👉 「なお、すべての犬に共通するわけではありません。個体差がありますので、様子を見ながら無理のない範囲で試してくださいね。」

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