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共働きでも飼いやすい犬種は?留守番しやすい小型犬・中型犬を比較

「犬と暮らしたい気持ちはあるけれど、共働きだと難しいのでは…」

そんな迷いを抱えている方は少なくありません。
朝は慌ただしく、帰宅は夕方以降。そんな毎日のなかで、本当に犬を幸せにできるのか、不安になりますよね。

でも、ここで最初にお伝えしたいことがあります。
共働きだから犬と暮らせない、というわけではありません。

大切なのは、見た目の好みだけで決めないこと。
そして、留守番しやすいかどうかだけで判断しないことです。

犬にも性格があり、得意なことも苦手なこともあります。
ですから、「人気がある犬種」よりも、「自分たちの生活に合う犬種」を選ぶほうが、後悔しにくいのです。

この記事では、共働き家庭でも比較的暮らしやすい小型犬・中型犬をわかりやすく比べながら、選ぶときのポイントや注意点も丁寧にまとめました。
「うちの生活なら、どんな犬が合うかな」と考えながら、ゆっくり読んでみてください。

目次

共働きでも犬を飼えるのか、まず知っておきたいこと

「仕事をしている夫婦が犬を飼うのはかわいそうでしょうか?」

そう聞かれたら、私はこう答えます。
飼えるかどうかは、留守番時間そのものより、留守番中の環境と帰宅後の関わり方で決まりやすいのです。

たとえば、同じ8時間の留守番でも、

  • 安全なスペースがある
  • 水がしっかり飲める
  • 室温が快適に保たれている
  • 帰宅後に散歩やふれあいの時間がある

こうした条件が整っていれば、犬の負担はかなり変わってきます。

反対に、「小型犬だから大丈夫そう」「おとなしい犬種なら平気そう」と思って迎えると、あとから困ることもあります。
見た目は落ち着いて見えても、実は寂しがり屋だったり、運動不足でストレスをためやすかったりするからです。

共働きで犬を迎えるなら、“犬種名”より“暮らしとの相性”を見ることが何より大切です。

共働き家庭で飼いやすい犬種の特徴

では、どんな犬が共働き家庭に向いているのでしょうか。
ここでは、選ぶときに見ておきたい特徴を整理します。

比較的落ち着いて過ごしやすい

ずっと遊び続けたいタイプより、家の中でゆったり過ごす時間も受け入れやすい犬のほうが、共働き家庭には向きやすいです。

もちろん、どの犬にも散歩や遊びは必要です。
それでも、四六時中刺激を求めるタイプより、オンとオフの切り替えがしやすい犬のほうが暮らしやすいでしょう。

ひとりの時間に慣れやすい傾向がある

犬のなかには、人とぴったりくっついていたい子もいます。
それ自体はとても愛らしいのですが、共働きだと留守番の時間がストレスになりやすいこともあります。

そのため、ある程度は自分の時間を持てる犬のほうが、無理のない毎日につながりやすいです。

運動量が極端に多すぎない

共働きでも散歩は欠かせません。
とはいえ、毎日かなり長い運動時間が必要な犬種だと、平日の負担が大きくなりがちです。

朝夕の散歩でリズムを作りやすい犬のほうが、忙しい家庭には向いています。

無駄吠えや不安行動が出にくい

集合住宅や住宅街に住んでいる場合、吠えやすさはとても重要です。
留守番中の不安から鳴きやすい犬だと、本人もつらく、飼い主も気が休まりません。

静かに過ごしやすいタイプは、その点でも安心感があります。

室内でも暮らしやすいサイズ感である

大きさがすべてではありませんが、室内で過ごす時間が長い共働き家庭では、家の広さとの相性も見逃せません。
スペースに余裕がないなら、小型犬やコンパクトな中型犬のほうが生活に取り入れやすいです。

共働きでも飼いやすい小型犬を比較

まずは、小型犬から見ていきましょう。
小さめの犬は室内で暮らしやすく、住まいの選択肢も広がりやすいです。
ただし、小さいからといって手がかからないわけではありません。

小型犬比較表

犬種留守番のしやすさ吠えにくさ運動量初心者との相性気をつけたい点
トイプードル比較的しやすいやや個体差あり中くらい良い甘えん坊な子も多い
シーズーしやすい傾向比較的穏やか少なめ〜中くらい良い被毛のお手入れが必要
マルチーズまあまあやや個体差あり少なめ普通〜良い寂しがりな子もいる
フレンチブルドッグ比較的向く穏やかめ少なめ良い暑さに弱い
キャバリア穏やか吠えにくめ中くらい良い人が大好きで寂しがりなことも

トイプードル

トイプードルは、賢くて室内でも暮らしやすい犬として人気があります。
覚えが良い子が多く、生活リズムにもなじみやすい傾向があります。

「共働きでも大丈夫そう」と感じる方が多いのも納得です。
ただ、そのぶん人との関わりが好きな子も多いため、帰宅後のコミュニケーションはしっかり取りたいところです。

たとえば、仕事から帰ったら短くても一緒に遊ぶ時間を作る。
その積み重ねで満足度がかなり変わってきます。

シーズー

シーズーは、のんびりした雰囲気が魅力の小型犬です。
家の中で落ち着いて過ごしやすい子が多く、共働き家庭とも相性がよいほうでしょう。

「元気すぎる犬だと体力的に心配」という方には、検討しやすい犬種のひとつです。
一方で、毛のお手入れは必要なので、ブラッシングやトリミングの負担は考えておきたいですね。

マルチーズ

マルチーズは愛らしくて、小さな住まいでも暮らしやすい犬種です。
比較的室内向きですが、人に寄り添いたい性格が強く出る子もいます。

そのため、留守番自体はできても、寂しさへの配慮は必要です。
「小さいから手がかからない」と思い込まず、安心できる環境を整えてあげることが大切になります。

フレンチブルドッグ

フレンチブルドッグは、穏やかで室内でも過ごしやすい犬として人気があります。
激しすぎる運動を必要としない子が多く、共働き家庭でも取り入れやすいです。

ただし、暑さに弱い傾向があるため、室温管理はかなり重要になります。
夏場の留守番では、冷房の管理を甘く見ないことが大切です。

キャバリア

キャバリアはやさしい雰囲気で、人と暮らすのが上手な犬という印象があります。
穏やかな子が多く、初めて犬を迎える家庭にもなじみやすいでしょう。

ただ、かなり人懐っこいので、長時間ずっとひとりで過ごすのが得意とは言い切れません。
共働き家庭でも飼えますが、「放っておいても平気」なタイプではないことは知っておきたいです。

共働きでも飼いやすい中型犬を比較

次は中型犬です。
中型犬は小型犬より体力があることが多いため、散歩や運動量はより意識したいところです。
とはいえ、性格や生活相性が合えば、共働きでも十分に暮らせます。

中型犬比較表

犬種留守番のしやすさ吠えにくさ運動量初心者との相性気をつけたい点
柴犬しやすい傾向個体差あり中〜やや多め普通自立心が強い
ビーグル普通鳴きやすいことも多め普通運動不足に注意
バセットハウンド比較的穏やか落ち着きやすい少なめ〜中くらい普通体型に合う環境づくり
ウィペット落ち着く時間もある比較的静か中くらい普通〜良い走れる時間は必要
コーイケルホンディエ個体差ありやや慎重中くらい普通性格をよく見極めたい

柴犬

柴犬は共働き家庭でも話題にのぼりやすい犬種です。
理由は、自立心があり、べったりしすぎない性格の子が多いからでしょう。

「ひとり時間も持てそう」と感じる方には魅力的です。
ただ、しつけや接し方には根気が必要なこともありますし、換毛期の抜け毛も多めです。

つまり、留守番しやすさだけで見ると向いていても、扱いやすさまで含めると別の話なのです。

ビーグル

ビーグルは明るく活発で、愛嬌のある犬として知られています。
ただ、運動量は少なくありません。
帰宅後の散歩や遊びがしっかり必要になるため、忙しい家庭では少し体力勝負になる場面もあります。

にぎやかな性格が魅力ですが、「平日は短い散歩だけ」という暮らしだと物足りなさが出やすいでしょう。

バセットハウンド

バセットハウンドは落ち着きがあり、比較的ゆったりした雰囲気の中型犬です。
激しく動き回るタイプではないため、共働き家庭でも候補に入ることがあります。

ただし、一般的な人気犬種ではないため、情報量が少なめなこともあります。
迎える前に、その犬種の特徴をよく確認しておくことが大切です。

ウィペット

ウィペットは、家の中では落ち着いて過ごしやすく、外ではすばやく走るタイプです。
メリハリのある性格に魅力を感じる方も多いでしょう。

室内では静かでも、まったく運動がいらないわけではありません。
落ち着きやすさと、運動の必要性の両方を理解して選ぶことが大切です。

コーイケルホンディエ

コーイケルホンディエは、やさしい雰囲気とほどよい活発さを持つ犬として知られています。
ただ、性格にはかなり個体差が出やすい面もあります。

珍しい犬種を選ぶときは、「イメージ」だけではなく、その子自身の性格を見て決めることが大切です。

共働き家庭で犬を飼う前に知っておきたい注意点

ここまで読むと、「この犬種なら大丈夫そう」と思うかもしれません。
でも、少しだけ立ち止まってください。
犬種の相性が良くても、生活の準備が足りないと負担は大きくなります。

留守番時間が長すぎると負担になりやすい

どんな犬でも、あまりに長い留守番が続くとストレスになりやすいです。
10時間以上ひとり、しかも毎日となると、かなり厳しいケースもあります。

共働きなら、通勤時間も含めて実際に何時間留守にするのか、一度しっかり計算してみることをおすすめします。

子犬のうちは特に手がかかる

ここはとても大事です。
共働き向きの犬種であっても、子犬の時期まで手がかからないわけではありません。

トイレ、食事、体調管理、誤飲対策。
子犬は想像以上にこまめな見守りが必要です。

「犬種が向いているから大丈夫」と思って迎えると、この時期に苦しくなることがあります。

散歩や遊びは省けない

忙しい平日でも、犬にとって散歩や遊びは大切です。
ただ歩かせれば良い、というものでもありません。

たとえば、

  • 朝は短めでも外の空気を感じる時間を作る
  • 夜は少し丁寧に歩く
  • 室内でも軽く遊ぶ

そんな積み重ねが、犬の満足につながります。

温度管理と安全対策は必須

留守番中は、家の中で何が起きるかわかりません。
だからこそ、事前の準備がとても重要です。

チェックしたい点は次のとおりです。

  • エアコンで快適な温度を保てるか
  • 水をいつでも飲めるか
  • 誤飲しそうなものが出ていないか
  • コード類や危険物が片付いているか
  • すべりやすい床になっていないか

**「留守番させる」ではなく、「安心して過ごせる環境を用意する」**という視点が大切です。

共働き家庭に向いていない犬種の特徴

ここでは特定の犬種名より、傾向として見ていきましょう。
次のような特徴が強い犬は、共働き家庭だと負担が出やすいことがあります。

人とずっと一緒にいたい気持ちが強い

とても甘えん坊で、人のそばにいたい犬は魅力的です。
ただ、共働きだとその魅力がそのまま苦手につながることもあります。

長時間ひとりになると不安が強くなる場合は、生活との相性を慎重に考えたいところです。

かなり多くの運動を必要とする

体力がとても豊富な犬は、平日の短い散歩だけでは足りないことがあります。
運動不足が続くと、落ち着きのなさやいたずらにつながることもあります。

音や刺激に反応しやすい

外の物音、人の出入り、環境の変化に敏感な犬は、留守番中に落ち着きにくいことがあります。
特に集合住宅では、この点を軽く見ないほうが安心です。

共働きで犬を飼うときに準備しておきたいこと

犬種選びと同じくらい、準備も大切です。
迎える前に次のことを確認しておくと、暮らし始めてからの負担が減りやすいです。

事前に整えたいこと

  • 留守番スペースを安全にする
  • トイレ、水、寝床の位置を決める
  • 室温管理の方法を考える
  • 散歩や食事の分担を話し合う
  • 残業や急な外出時の対応を決めておく
  • 動物病院の場所を調べておく

具体例

たとえば、夫婦ともに帰宅が遅くなる日があるなら、

  • どちらが朝の散歩を担当するか
  • 夜の世話が遅くなる日はどうするか
  • 体調不良のときに誰が対応するか

ここまで話しておくと、かなり安心です。

「なんとかなるよね」ではなく、最初に段取りを作っておくことが、犬にも人にもやさしいのです。

共働き家庭で犬種を選ぶときのチェックポイント

最後に、犬種を選ぶ前に確認したいことを表にまとめます。

チェック項目確認したい内容
留守番時間平日に何時間ひとりになるか
散歩時間朝と夜にどれくらい確保できるか
住まい広さ、騒音、床の状態はどうか
体力毎日の世話を無理なく続けられるか
掃除の負担抜け毛やトイレ掃除を受け入れられるか
将来の変化引っ越し、転職、出産などの予定はあるか

この表を見ながら考えると、「好きな犬種」ではなく「暮らせる犬種」が見えやすくなります。

共働きでも飼いやすい犬種に関するよくある質問

共働きでも本当に犬は飼えますか?

はい、可能です。
ただし、犬種だけでなく、留守番環境や帰宅後の関わり方も大切になります。
共働きだから無理、ではなく、準備なしでは難しいと考えるほうが近いでしょう。

留守番しやすい小型犬はどれですか?

比較的候補に入りやすいのは、トイプードル、シーズー、フレンチブルドッグなどです。
ただ、同じ犬種でも性格差はあるため、犬種名だけで決めないことが大切です。

共働きに柴犬は向いていますか?

柴犬は自立心があり、共働き家庭で候補に入ることがあります。
ただし、しつけや抜け毛、運動量の面では楽とは言い切れません。
向いているかどうかは、生活スタイルとの相性次第です。

子犬から飼うのは難しいですか?

難しいと感じる家庭は少なくありません。
子犬の時期は特に手がかかるため、迎えるタイミングやサポート体制をよく考える必要があります。

共働き家庭で最初に用意したいものは何ですか?

最低限、次のものは整えておきたいです。

  • ケージまたはサークル
  • トイレ用品
  • 水飲み
  • 寝床
  • 温度管理の方法
  • 誤飲を防ぐ環境

まとめ

共働きでも、犬と穏やかに暮らしている家庭はたくさんあります。
だから、「共働きだから無理」と最初からあきらめなくても大丈夫です。

ただし、ここで大切なのは、留守番しやすい犬を探すことではなく、共働きの生活でも無理なく幸せに暮らせる相手を選ぶことです。

今回の内容をまとめると、共働き家庭では次の視点が大切になります。

  • 落ち着いて過ごしやすいか
  • ひとりの時間に慣れやすいか
  • 運動量が生活に合っているか
  • 吠えやすさや不安の出やすさはどうか
  • 帰宅後にしっかり関われるか

犬種だけ見れば正解、という答えはありません。
でも、生活との相性を丁寧に考えて選べば、共働きでもあたたかい時間はきっと育っていきます。

「この子ならうちで幸せに暮らせるかな」
そんな目線で選ぶことが、いちばんやさしいスタートになるはずです。

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