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うちの子だけ?散歩で歩かない犬に共通する5つのサインと対処法

【散歩中に犬が立ち止まる理由】うちの子も動かなくて困った日々

「さあ、お散歩行くよ〜!」ってリードを持つと、うちの子はいつも大喜び。しっぽをぶんぶん振って、玄関まで飛び出していきました。

…でも、ある日から変わったんです。

歩き始めてすぐ、ピタッと立ち止まるようになってしまって。

最初は「疲れたのかな?」とか「何かに気を取られた?」くらいに思っていたんですが、何度も繰り返されるとだんだん心配になってきました。特に、車道の近くや人通りの多い場所で急に止まると危ないですよね。

あなたのわんちゃんも、こんなふうにお散歩中に立ち止まって動かなくなること、ありませんか?

「抱っこすれば歩くのに…」「引っ張るのはかわいそう…」と悩みながら、途方に暮れてしまう気持ち、よくわかります。

うちでも、30分のお散歩が、半分はその場に立ち尽くしてるだけ…なんてこともありました。

だからこそ、この記事では

  • なぜ犬が散歩中に止まるのか?
  • どうやって対処してあげればいいのか?
  • ごはんや日々の暮らしでできる工夫

まで、我が家の体験談と一緒に、ていねいにお伝えしていきます

「なんでうちの子だけ?」と悩んでいた私が、気づいたことや、試してうまくいったこともたくさんあります。少しでもあなたのわんちゃんとの散歩が、また楽しい時間になりますように。

目次

【なぜ散歩中に犬が止まるの?】原因と背景をやさしく解説します

「散歩は大好きなはずなのに、どうして急に止まるの?」——これ、私自身が何度も思ったことです。

実は、犬が散歩中に立ち止まる理由は、ひとつではありません。
そしてそこには、犬なりの気持ちや体のサインが隠れていることもあるんです。

主な原因はこの5つです

原因内容
不安・恐怖車の音、人混み、大きな音にびっくりしている場合があります
疲労・体の不調足裏が痛い、関節に違和感がある、体力が落ちているなど
匂いに集中ほかの犬のマーキングや興味のある匂いに夢中になっていることも
行きたくない方向嫌いな道や病院に向かっていると感じている場合もあります
飼い主との駆け引き甘えている、立ち止まれば構ってもらえると学習しているケース

どれも、犬の気持ちになってみると「そうかも…」と感じることばかりですよね。

たとえば、うちの子が立ち止まったとき、よく周りを見てみると「風に揺れたのぼり旗」におびえていたり、「遠くで子どもがボールを投げていた」のが怖かったようでした。

「思い当たる節はありますか?」

そして、見逃しがちなのが体の不調です。
特に年齢を重ねてきたシニア犬や、急に暑くなった日、雨の翌日などは、足や腰に負担がかかりやすく、ちょっとした違和感でも歩きたがらないことがあります。

また、行き先やルートによって立ち止まる場所が決まっている場合は、「ここから先に行きたくない」という意思表示の可能性も高いです。

無理に引っ張ったり叱ってしまうと、「散歩=イヤなもの」という印象になってしまうこともあるので、やさしく気持ちを読み取ってあげたいですね。

【犬が散歩で止まるときの対処法】うちの子で効果があった方法を紹介します

うちの子が散歩中にピタッと止まるようになったとき、最初は本当に困っていました。

「どうして歩かないの?」「何か怖いのかな…?」といろいろ考えながら、最初は無理にリードを引っ張ったり、おやつで釣ってみたり。でも、それが逆効果になってしまうこともありました。

ここでは、実際にわが家で試して効果があった方法を順番にご紹介しますね。

✅ ステップ1:まずは原因を見極める

立ち止まったその瞬間、わんちゃんの顔や耳、しっぽ、周囲の様子を観察してみてください。

  • 耳が後ろに倒れている → 怖がっているかも
  • 鼻をクンクン動かしている → 匂いに集中している
  • しっぽが下がっている → 不安や緊張のサイン
  • 足を浮かせている → 肉球や関節の違和感

観察することで「今この子、どんな気持ちなんだろう?」が見えてきます。
いきなり行動を正すのではなく、気持ちに寄り添ってみるのが大切です。

✅ ステップ2:軽く方向を変えてみる

立ち止まる場所やタイミングが決まっている場合は、ルートを少し変えてみるだけで歩き出すこともあります

我が家の柴犬は、ある公園の手前になると必ず止まってしまいました。でも、いつものルートを逆回りにしてみたところ、スムーズに歩けるようになったんです。

「もし同じ方法を試すとしたら、明日はいつものコースを“逆回り”してみませんか?」

✅ ステップ3:一歩歩いたら褒める、小さなごほうび

「歩く=楽しいことがある」と感じさせるのも効果的です。

うちでは、歩き始めたらすぐに「えらいね〜!」と声をかけて、ごほうびのおやつをひとつだけあげました。すると、立ち止まりそうになっても、「もう一歩頑張ってみようかな?」という感じで少しずつ前に進むようになったんです。

ただし、ごほうびのあげすぎには注意。ごほうびは「歩いたときだけ」に限定することがポイントです。

✅ ステップ4:一度しゃがんで、目線を合わせてあげる

歩かないときに無理にリードを引っ張ると、余計に固まってしまう子も多いです。そんなときは、飼い主さんがいったんしゃがんで目線を合わせて、「どうした?」「怖かった?」と声をかけてみてください。

優しい声がけで、不安が和らぐことがあります。

うちの子も、声をかけながら少しだけ体を撫でてあげると、ホッとしたようにスッと歩き出すことが増えていきました。

【食事と健康管理で変わる】散歩をもっと楽しむための栄養の工夫

「うちの子、最近ちょっと散歩で止まることが増えたなぁ…」
そう感じ始めたとき、私はふと、毎日のごはんや健康状態を見直してみることにしました。

というのも、犬も人と同じで、体の元気=歩く気力につながっているんですよね。

そして気づいたのは、散歩の元気さや持久力は、**「食べているもの」や「健康管理」**と、思っている以上に関係が深いということです。

🐶 散歩の元気を支える3つのポイント

要素内容チェックポイント
関節ケアシニア期に差しかかる犬にとって重要。グルコサミンやコンドロイチンなど
筋肉維持運動量が減ると筋力も低下しがち。良質なたんぱく質を意識する
消化の安定お腹の調子が悪いと全身の元気にも影響。食物繊維と発酵性成分のバランスを

特にシニア期に入ったわんちゃんは、筋力が落ちて歩くのが億劫になることもあります。
我が家の子も8歳を過ぎた頃から「今日は歩きたくなさそうだな…」という日が増えてきて、そのときに少しだけタンパク質を多めにとれる食事に変えてみたんです。

そうしたら、数日後から少しずつ元気が戻ってきて、散歩でも立ち止まる回数が減っていきました。

🌿 ごはんの見直しで感じた変化

それまでの私は、「ドッグフードをきちんと食べているから大丈夫」と思い込んでいたんですが、ほんの少し工夫するだけで違いが出ることを知りました。

  • トッピングに旬の野菜をほんの少しだけ追加してみる
  • 冬場はぬるま湯でふやかすことで消化を助ける
  • 暑い日や疲れやすい日には、水分と栄養を両方とれる工夫をしてみる

やっぱり、食べるもので体って変わりますよね。

愛犬のごはん、毎日同じメニューになっていませんか?
ときどき栄養バランスを見直してみるだけでも、わんちゃんの「お散歩元気度」がぐんと変わるかもしれません。

【まとめ】散歩で止まる犬との向き合い方。焦らず、少しずつ歩んでいこう

お散歩の途中でピタッと止まってしまうわんちゃん。
一見「頑固なだけ」「わがままなのかな?」と思ってしまうかもしれませんが、実はそこには、たくさんの気持ちや小さなサインが隠れているんですよね。

この記事では、

  • 立ち止まる背景には不安や好奇心、健康状態などが関係していること
  • 無理に引っ張らず、気持ちを読み取ることの大切さ
  • ほんの少しの声かけやルート変更、ごほうびの工夫が効果的であること
  • 食事の見直しによって、身体の内側から元気をサポートできること

を、私の体験談も交えながらお伝えしてきました。

お散歩って、飼い主さんにとってもわんちゃんにとっても、かけがえのない「一緒の時間」ですよね。
だからこそ、思い通りに歩いてくれないときは、不安になったり、ちょっぴりがっかりしたり、そんな気持ちになるのも自然なことです。

でも大丈夫。焦らなくていいんです。

「焦らず、できることから少しずつ」、わんちゃんと歩幅を合わせて、また楽しいお散歩時間を取り戻していきましょう。

きっとあなたのそのやさしさは、わんちゃんにちゃんと伝わっています。

そして最後に、大切なことをもう一度お伝えさせてくださいね。

👉 「なお、すべての犬に共通するわけではありません。個体差がありますので、様子を見ながら無理のない範囲で試してくださいね。」

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