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愛犬の毛がパサつく理由、実は食事が原因だった!?

うちのトイプードル、モコも7歳を過ぎた頃から、少しずつ毛の変化が気になるようになりました。
昔はふわっふわで光を反射するようなツヤもあったのに、ある時ふと撫でてみると「あれ?なんだかパサついてる…」と感じたんです。

ブラッシングの時に引っかかることが増えたり、静電気で毛が広がりやすくなったり…。
それでも最初のうちは「季節の変わり目かな?」と深くは考えていませんでした。
でも、同じようにお散歩仲間のワンちゃんたちのママさんたちからも「最近、毛がゴワつく気がして…」という声がちらほら。

あなたも同じようなことで悩んでいませんか?
もしかするとそのパサつき、見た目だけの問題ではなく、愛犬の体の内側からのサインかもしれません。

今回は、愛犬の毛がパサつく“意外な原因”と、その対処法について、私の経験を交えながらお話ししていきますね。

原因・背景の解説
〜なぜ愛犬の毛がパサついてしまうのか?〜

毛がパサつくというと、まず思い浮かぶのは「乾燥」や「加齢」かもしれませんよね。
もちろん、それらも大きな要因のひとつではあるのですが、実はもっと見落としがちな“体の内側の変化”が影響していることも多いんです。

たとえば、以下のような原因が考えられます:

原因 内容
栄養バランスの乱れ 特にタンパク質や脂質、亜鉛など被毛の健康に関わる栄養素の不足
シャンプーやケアの影響 洗浄力の強すぎるシャンプーや、頻度が多すぎるケア
アレルギーや皮膚のトラブル アレルギー反応による乾燥や炎症が被毛にも影響
ホルモンバランスの変化 シニア期に入るとホルモンが変化し、毛の質も変わることがあります
ストレスや睡眠不足 意外かもしれませんが、ストレスも皮膚や被毛に影響します
モコの場合、最初は年齢のせいかと思っていたのですが、よく観察してみると、ごはんの内容が単調になっていたり、おやつの回数が増えていたことに気づきました。
また、気温差が激しい時期で、室内が乾燥気味だったことも重なっていたんです。

あなたの愛犬にも、思い当たる節はありますか?
何気ない日々の中に、小さなサインが隠れているかもしれません。

特に「食事」と「ケア」は、ほんの少し見直すだけでグンと変わることもあります。
次のセクションでは、実際にモコに行った対策と、その効果についてお話ししていきますね。

体験談と対処法
〜「あの手触り」を取り戻すために私がやったこと〜

モコの毛がパサついてきたことに気づいたとき、最初はシャンプーやトリミングの頻度を見直してみました。
でもそれだけでは改善しきれず…。
そこで「外からのケアだけじゃなくて、内側から変えてみよう」と思ったのが、すべてのはじまりでした。

以下は、実際にモコに試して効果を感じた対処法です👇

✨ステップ1:ブラッシングを“毎日1分だけ”習慣化
これまでは週に2〜3回のブラッシングでしたが、毎日1分だけでも続けてみることに。
皮膚をやさしく刺激することで血行がよくなり、毛根が元気になっていくのを感じました。
最初は嫌がっていたモコも、次第に気持ちよさそうに目を閉じるように…。

📝ポイント:

ブラシは静電気の起きにくい木製や天然毛のものを使用

スキンシップの時間だと思って、無理なく続けるのがコツです

✨ステップ2:シャンプーの頻度と内容を見直す
以前は3週間に1回の頻度で、さっぱり系のシャンプーを使っていました。
でも実はこの「さっぱり」が落としすぎの原因だったのかも、と気づいたんです。
洗浄力の優しいシャンプーに変え、保湿効果のあるコンディショナーもプラスしてみました。

📝ポイント:

お湯の温度は35℃前後にして、洗いすぎないこと

仕上げにタオルドライ+低温ドライヤーでゆっくり乾かすと、静電気も防げます

✨ステップ3:サプリではなく“食事の質”を見直す
手軽さに惹かれて、毛に良いと言われるサプリを与えていた時期もありました。
でも、まずは基本のごはんを見直すことが先だと思い、バランス重視の内容に切り替えました。
特に意識したのは以下の栄養素です:

栄養素 働き
タンパク質 被毛や皮膚を作る材料。良質なものを意識
オメガ3脂肪酸 保湿効果、ツヤを保つ、抗炎症作用
亜鉛 被毛の健康維持、フケ予防にも有効
ビオチン 毛の成長や修復をサポート
ごはんの内容を少しずつ整えていくうちに、数週間後には「ん?モコ、ツヤ戻ってきた?」と感じるようになりました。
毛並みもふわっとやわらかくなり、手触りが全然違うんです。

✨ステップ4:加湿と寝具の見直し
乾燥する季節は特に注意。モコのベッドの近くに加湿器を置いて、静電気対策も忘れずに。
さらに、毛布も天然素材のものにしてみたところ、被毛のまとまりが良くなった印象がありました。

📝もし同じ方法を試すとしたら…?
「全部は難しい!」という方は、まずはブラッシングだけでも毎日少し続けてみてください。
“今の愛犬の状態を知る時間”としても、すごく意味のあることですよ。

栄養・食事の工夫
〜ごはんを変えたら、毛並みが変わった!?〜

毛がパサつく原因のひとつに「栄養バランスの乱れ」がありますが、実は私自身、それを軽く見ていた時期がありました。
「フードは総合栄養食だから大丈夫」と思っていたんです。
でも、ある日ふと、モコの毛を撫でながら「なんか前より元気がないかも…」と感じたんですよね。

そこから改めて、“食べているもの”が今のモコの体と毛をつくっているんだという当たり前のことに気づかされました。

🍖まずは「タンパク質」をしっかりと
毛の主成分は「ケラチン」というたんぱく質でできているんです。
だから、毎日のごはんでしっかり良質なたんぱく質を摂ることが、毛並み改善の基本。
私はフードの原材料を見て、お肉や魚が最初に来ているものを選ぶようにしました。
加熱処理の少ない、消化吸収のよいものが理想的ですね。

🐟オメガ3脂肪酸でしっとり・ツヤ感アップ
モコには週に2〜3回、オメガ3脂肪酸を含む食材(魚系や植物性油脂など)をトッピングしています。
最初は「油っぽくならないかな?」と不安もありましたが、量をきちんと調整すれば大丈夫でした。
特に冬場の乾燥時期は、これがあるかないかで手触りが全然違います。

🧂亜鉛とビオチンも見逃さずに
皮膚の健康や、毛の生え変わりに関係するのがこの2つの栄養素。
実は、加齢とともに吸収力が落ちるため、不足しやすくなるんです。
ビオチンや亜鉛が多く含まれるレバー系の食材や卵黄を、少量トッピングして与えることもあります(※調理方法には注意)。

🥦そして何より「バランス」
あれこれ栄養を足す前に、一番大切なのは全体のバランス。
モコの場合、「手作りごはんにしてみようかな?」と一度考えたこともありましたが、いきなり全部変えるのは難しいので、まずはトッピングからの工夫で十分でした。

やっぱり、食べるもので体って変わりますよね。
毛の状態が良くなると、見た目だけじゃなく気持ちも明るくなったように感じました。
撫で心地もよくなって、自然とスキンシップの時間も増えるんです。

あなたの愛犬のごはん、最近どうですか?
忙しい毎日ですが、ちょっと見直してみるだけで、大きな変化があるかもしれませんよ。

まとめと読者へのメッセージ
〜毛のツヤは、愛情のバロメーターかもしれません〜

愛犬の毛がパサついていると、見た目だけでなく「もしかして体の調子も良くないのかな…」と不安になりますよね。
でも、その気づきこそが、飼い主さんの“愛情”の証。
こうして悩みながらも、少しでも快適に過ごせるようにと調べたり、行動したりしているあなたは、本当に素敵な飼い主さんだと思います。

モコの毛並みも、正直すぐには戻りませんでした。
でも、ブラッシングを毎日1分ずつ、食事をちょっと見直す、シャンプーの頻度を工夫する…
そんな小さな積み重ねが、気づけば「モコ、今日もふわふわだねぇ」と笑える日々につながっていきました。

焦らず、できることから少しずつ。
犬の毛は季節や年齢によっても変わるものですから、完璧を目指す必要はありません。

あなたと愛犬のペースで、一歩ずつ毛並み改善に向き合ってみてくださいね。
そして何より、愛犬の“今”をたっぷり愛してあげてください。

👉 「なお、すべての犬に共通するわけではありません。個体差がありますので、様子を見ながら無理のない範囲で試してくださいね。」

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